9000万年前に熊本の空を飛んでいたとみられる翼竜です。「恐竜の郷」御船町で見つかった化石が、新種のものだと判明しました。
9000万年前在熊本的天空中飞行的翼龙,在“恐龙之乡”御船町发现的化石。
御船町恐竜博物館に展示されている長さ6.5センチ、厚さ7ミリほどの化石。その正体は…恐竜と同じ時代に存在した「翼竜」の骨の一部です。新種の翼竜の、9つある頸椎のうち6番目の骨と判明しました。
在御船町恐龙博物馆展示的长6.5厘米,厚7毫米左右的化石,其原形与恐龙同时代存在的“翼龙”骨骼相近。新种翼龙9个颈椎中的第6个骨头。
御船町恐竜博物館・池上直樹主任学芸員
「翼竜の研究において大きな一歩だと思います」
この化石は県や御船町などの調査チームが発見しました。
御船町恐龙博物馆池上直树主任、博物馆研究员
“我认为这是翼龙研究的一大步。”
该化石由县、御船町等调查组发现。
中野美月記者
「化石は御船町の山中のこの場所から30メートルほど 下った川底で見つかりました」
中野美月记者
“化石是在御船町山中,从这个地方往下30米左右的河底发现的。”
1996年、天君(あまぎみ)ダム上流の川で岩の塊から見つかったこの化石。断面が三角形などの特徴がほかの翼竜と異なることから、29年の時を経て新種であることが判明したのです。新種の翼竜の化石が日本で発掘されるのは初めて。ラテン語で「御船から見つかった日本の翼」を意味する「ニッポノプテルス・ミフネンシス」と名付けられました。翼を広げた時の幅は3メートル~3.5メートルだったとみられています。
1996年,在天君水库上游的河里,从岩石块中发现的这个化石,因为断面呈三角形等特征,与其他翼龙不同,所以经过29年的时间判明是新物种。新种翼龙化石在日本被发掘尚属首次。在拉丁语中被命名为“从御船上发现的日本之翼”的“日本之翼”。一般认为张开翅膀时的宽度是3米~3.5米。
訪れた人
「この辺で飛んでいたわけですよね、すごいですね。 9000万年前にロマンがありますよね」
「恐竜の郷」をうたう御船町。このニュースに地元の人は。
「ここにあのでっかいのが歩いてた時代を考えるとすごいロマンを感じますね。どんどん世の中に広げて欲しいと思います」
「ちょっとこの田舎さがいいんですけどね。盛り上がることはいいんじゃないですかね」
来访的人
“是在这附近飞翔的鸟类吧,好厉害啊。9000万年前也是有浪漫故事的。”
歌颂“恐龙之乡”的御船町,当地人听到这个消息后:
“一想到这里有那么大的东西的古老时代,就觉得很浪漫呢。希望能不断地在社会上广泛宣传 。”
“这可对我们乡下是件好事,会热闹起来的。”
町の観光協会が運営する喫茶店では、恐竜をかたどったソフトクリームを販売しています。
御船町観光協会・岩瀬英次統括マネージャー
「起爆剤として何かもうちょっとひと工夫できればいいのかなと思っています」
镇上旅游协会、经营咖啡馆出售模仿恐龙的冰激凌。
御船町观光协会、岩濑英次统括经理说道:
“作为旅游引爆剂,我们再下一点功夫。”
恐竜博物館では、貴重な発見をぜひ直接見にきてほしいと話します。
御船町恐竜博物館・池上直樹主任学芸員
「熊本の大地には太古の生き物過去の生き物たちがまだその姿をとどめて残っている。発見に出会うようなチャンスもあるわけですから、そういう場所だと思いながら楽しんでもらえればいい」
在恐龙博物馆,希望你一定要亲自来看看珍贵的发现。
御船町恐龙博物馆池上直树主任博物馆研究员说道:
“熊本的大地上还残留着太古生物,也有再次遇到和发现的机会,所以只要能一边想着是这样的地方一边享受就好了。”
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