【4824】メディアシークに注目しています。
目標株価:1500円
同社が提供するQRコード・バーコード読み取りアプリ(アイコニット)が全世界で2600万ダウンロードを突破。膨大なユーザーを抱えているこのインフラを活用し、様々な財・サービスを提供し収益を大きく向上させる取り組み商品のバーコードを読み取るだけでその商品の口コミや企業のPRを見ることが可能な「ものトーク」を開始。
https://www.mediaseek.co.jp/ir/irnews/4113/
「アイコニット」で培った同社のQRコード読み取りエンジン技術は高速・高精度であることが特徴で、今後は読み取りエンジンの他社提供により横展開を図る目下、NTTドコモが4月からQRコードによる決済を開始すると発表、また中国アリババ系のアリペイも日本へQRコード決済で参入
。
QRコード決済の大きなメリットは中小店舗でもスマホ1台を用意するだけで決済が可能。専用アプリをダウンロードし、スマホカメラでQRコードを読み取るだけ。クレジットカードの読み取り用・あるいはSuicaのような電子マネーの読み取り装置は不要で初期の導入コストが非常に安いこと。そのため店舗側が支払う決済手数料が大きく引き下がる可能性もある。中国のアリペイは店舗側が支払う手数料は0.1%、日本のクレジットカード決済や電子マネー決済の手数料は3%強と大きな開きがある。決済手数料が大きく引き下がることとなれば、それが店舗側から消費者側へと還元される可能性も考えられ、QRコード決済の場合は値引きする、といった取り組みを店舗側が行うようになれば普及が爆発的に広がるものと考えられる。
http://news.livedoor.com/article/detail/13457130/
QRコード決済が日本国内でも広がりを見せれば、これまでQRコード読み取りエンジンで強みを見せてきた同社にも大きな恩恵があるものと考える。
過去にもNTTデータが提供するアプリバンキングに高精度バーコード読取りエンジンを提供している。
https://www.mediaseek.co.jp/common/wp-content/uploads/2016/02/2016_0217_01.pdf
新分野としてブレインテック(脳神経科学)に注力している点も評価。イスラエルのベンチャーMyndlift社との協業を発表した。
https://www.mediaseek.co.jp/ir/irnews/4092/
子会社「デリバリーコンサルティング」(50%出資)の今後の飛躍にも期待ができる。デリバリーコンサルティングはメディアシークが2005年に出資を行ったベンチャー企業。
同社は目下のところRPA(ロボッティックプロセスオートメーション)に注力している。
RPAとはロボットによる業務自動化の取り組みを表す言葉で、製造業における自動化・省力化(FA:ファクトリーオートメーション)と同様のイメージで、バックオフィスにおけるホワイトカラーの業務をAIに代替させること。
単純な入力作業などを自動化することで人によるミスを無くすこと、また人件費削減に非常に重要な手段になると期待されている。
デリバリーコンサルティングはRPAソフトウェア「ipaS(アイパス)」の販売を開始している。
デリバリーコンサルティングの2017年7月期業績は売上高7.7億円(前年同期比25%増)、営業利益4000万円(前年同期比4.1倍)と急拡大しており、メディアシークの連結業績に大きな影響を与えるまでに成長しており、今後もRPA市場の大幅な拡大に伴って急成長を遂げる可能性がある。
ホワイトカラーに直接影響力のあるRPA市場規模は60兆円、2025年までに全世界でRPAによって置き換わる知的労働者の数は1億人とも言われる。
AIが人間の仕事を代替する、あるいは駆逐するとも言われる中で、脚光を浴びる日が訪れるものと考えている。
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